仁和寺

一日何もなくてだらだらしようと思って、
カフェでボーっとしていたら、友達がやってきました。
その友達も暇なんだそうで、2人で仁和寺に行くことにしました。
まだ、御室桜残ってるかなぁとか言いながら。
それが過酷な散歩の始まりでした。


学校を通って仁和寺に行こうとすると、
学校では献血がやっていました。
献血やっちゃおうよ!てなって、
献血とか恐ろしかったんだけど、やってみることにしました。


紙に必要事項を記入して、いろいろ聞かれて、
さて、献血!というところでストップ。


「あなた体重足りないんじゃない?ちょっと測ってみて」


案の定足りず。
400mlの献血は体重が50キロ以上いるらしいです。
無理でした。
なんと友達も手術をしているということで無理でした。
・・・なんなんだ笑。


それからきぬかけの道という大学の裏の道を通って仁和寺の方へ
向かいました。
その途中のお寺とか、竹林とかに寄り道しつつ。
すると、階段を発見。
「ちょっとこっち行ってみようよ」と、友達。
えー!と嫌がりつつもちょっと面白がってついていくと、
そこには鳥居が。
宇多天皇なんとかかんやらの石碑がありました。
帰ってきて調べてみると、


「きぬかけの路」という愛称の由来は、御室仁和寺の開山、創建者である第50代宇多天皇(867〜931)が、真夏に雪見を思い立ち、衣笠山に白い絹を掛けられたとの古事から衣笠山はきぬかけ山とも呼ばれることによる。


だそうな。へー。


すると、その石碑の上の道を山の方に向かっていくおじいさんを発見。
誰も人のいない山の中。なんかすごく不思議な感じ。
「あのおじいさんつけてみよう」
てことに。
それからはひたすら山登り。
大学からこんなに近いのにこんなに空気が違うように感じるなんて。
うぐいすがいっぱいないてました。


薄暗い山道から明るい花の咲いている場所へでると、
そこでさっきのおじいさんが休んでいました。
少し、会話。
ここはどこなのかさっぱりわかっていない私達に、
御室がこっちだの、原谷がこっちだの、いろいろ教えていただきました。


一番近くで下に降りれる道を聞くと、
立ち入り禁止の札がさげてある所を降りるように教えてくれました。
めっちゃ急降下やーん。


ゆっくりゆっくりくだっていると次第に小屋と謎のでかい水ためが。
あと人?人がいる・・・え?くわ持ってる!!!
あの、死神がもってそうな、木の部分がやたら長いくわ。
身の危険を感じる。
結局、そのお兄さんに「ここ、立ち入り禁止だよ」と
怒られ、来た道を戻り、おじいさんに怒りを感じる
やっぱり行けないじゃん!


まわりは木しかなく、本当に山中。
冗談で、「山村美沙の殺人事件とかにでてきそう」とか会話しながら
進む。あー運動靴はいてくればよかったー荷物置いてくればよかったー
またしばらく進むと、お地蔵さんの前で座っているさっきのおじいさん。


また丁寧に道を教えてもらい、やっとハイキングコースらしき、
なだらかな道に!やったー


車の道路に出る。ここどこだよ!
ちょっと下ると人が。
「ここどこです?」と明らかに不審人物としか思えない質問をし、
なんと、仁和寺の近くだということが判明!
こんなに歩いたのにーーーーーーーーーー!


仁和寺に入り、茶団子を食べながらお茶を飲み、お参りしました。
おみくじは大吉、やったー
ちなみに御室桜は全然散ってました。


なんかいろいろハラハラドキドキした散歩でした。
楽しかったけど疲れたー。


夜はお酒を二杯のんで、寝ました。なんかドキドキしました。