突拍子

もうなにもかもいやだとおもう瞬間がやってくる。
それはふと突然に、そして急激に。




今日その衝撃が私を襲ったのは、
ある人の日記を読んでいる時だった。


この衝撃は、私をどうしようもなく
悲しくさせ、つらくさせ、動けなくする。


この前は、映画を見ていたときだったか。
その前は友達とご飯食べながら話しているときだったか。


私のことをその友達は私より理解している。
全部じゃないけど、一部分だけは私より。


「あんたは、誰と話していても楽しそうで、
その人の事を精一杯理解しようとしてて、
見た感じでは、その人の事がすごく好きそうで、
実はその人のことを嫌っているとか、好きだとか
わかんないよね。嫌いな人とかいないようにみえる
けど、実はいろいろ頭の中で考えながら話聞いて
るんだねー」
といわれてそういえばそうだな、と気付く。
悩んでることなさそうだとか、嫌いな人いなそうだとか
よく言われるけれど、私にだって苦手な人のひとりや
ふたりはいる。ほんと、ひとりやふたりだけど。
悩んでることだって、きっとある。
すぐ忘れちゃうけど。


人の話を聞くのは大好きだ。
昔は喋るほうが大好きだったけれど、
聞いてたらいろいろその人の事とか、性格とか
ためになることとかいっぱい聞けるから。
どんな人のどんな話にも、何かが含まれていて、
いつか何か変わった形になって私を助けてくれる。
逆に、私が人にいっぱい自分のことを話しだしたら、
その人を信用しているからで、
話したいと思うように自然になってくる。




人の話を聞いているときとかに、ぼーとしてるのは、
いろんな方向に頭の中で考える傾向があるからだと
ある人にいわれた。
話している会話から突拍子もないことを言い出すのも
それが原因だと。


確かに、いろいろなことを頭で考えてるかも。
考えすぎてる時は、そっちに集中してしまって、
話聞いてないときもあるけれど。
大好きな人の話を聞いているときは、精神誠意
話に集中しているけどね。




突然やってくる、衝撃は、
人には絶対に見せないようにしてる。
どうしてもつらいときは、ぼーとしてたり、
考え事してるふりしたり、
だめだめな感じをだして、家から出なかったり、
授業とか講義とかそういうもろもろで忙しいふりをして
その衝撃から逃げようとしてる。
最近は、だめだめなフリをしてたのが、
ほんとに講義をこなしてないから、ほんとに駄目駄目に
なってきているけれど。




逃げたいことがたくさんある。
人の気持ちなんてわかるわけがない。
考えても考えても答えがでるわけがない。




知らないうちに人は人を傷つけている。
私も知らないうちに人をいっぱい傷つけてるんだろう。




メールを待ってる自分も。
来たメールが就職活動のメールだったときのカナシミも、
なにかを隠してないといけない自分も、
ちゃんと話さないと解決しない問題を抱えてても、
人の気持ちとか考えて、動いてる自分も、
嬉しいことがあったら嬉しくて仕方のない自分も、
悲しいことがあっても気付かないふりをしている自分も、
信じることの難しさと信じることの不安と、
普段は、それ全部をひっくるめて自分だと思っているけど、
ふと、衝撃がやってきて、
全部どうでもよくなる。
どうでもよくなって、
どうしようもなくなる。
そして、またそれに気付いていないふりをして


さて、授業にいかなくちゃ


今日は友達の誕生日会。気合いれなくちゃ